糖尿病 薬のまとめ


更新日2018-09-14
掲載日2016-07-28

最近では糖尿病の薬は注射製剤、内服薬ともさまざまな種類が出ています。低血糖になりやすい薬、なりにくい薬、最近では週1回の内服薬、注射製剤も出てきています。2018年現在の糖尿病の薬をまとめてみました。

注射製剤は別にまとめています。インスリン製剤 GLP製剤 を参考にしてください。


SU剤(スルホニルウレア剤) ※( )内はジェネリック商品

オイグルコン錠
ダオニール錠
グリミクロン錠
アマリール錠
アマリールOD錠

商品名:オイグルコン,ダオニール(オペアミン,グリベンクラミド,セオグルミン、ダムゼール、パミルコン、ブラトゲン、ベンクラート、マーグレイド)
  商品名:アマリール, (キョウワクロン,クラウナート,グリクラジド,グリミラン,グルタミール,ダイアグリコ,ルイメニア)
商品名: グリミクロン

これらの薬の多くは一日の大半に効きます。食事が摂れないときは、低血糖に注意してください。その日に摂れそうな食事量を予想して食事が半分なら薬も半量から1/3量に、というぐあい調節が必要になる場合があります。

完全休薬のときは、高血糖に注意してください。薬を完全に休薬せざるを得ないときは「口の渇き」などの高血糖の症状に注意してください。(病歴の長い方は自分の膵臓からのインスリン分泌が少ないと思われます)

高度の低血糖になると,避難所などでは砂糖やブドウ糖がないこともありますので,薬は若干少なめにしておいたほうがいいでしょう。しかしできたら、この薬を内服している方は、早めに医師や看護師と相談して内服量の調節が一番大切です。


SGLT2阻害薬

フォシーガOD錠
スーグラ錠
カナグル錠
ルセフィ錠
アプルウェイ錠
デベルザ錠
ジャディアンス錠

商品名 フォシーガ スーグラ カナグル ルセフィ デベルザ アプルウェイ ジャディアンス

この薬は食事より、水分量で内服の調節をしてください。低血糖よりは、脱水に注意してください。(この薬は尿から糖を排出することで血糖改善をする薬なので水分が取れないと脱水になりがちです)。

水分を十分に取れないとき、夏に外で過ごす時間が多く大量に汗をかく際、下痢や嘔吐などで脱水傾向になる際、また車中泊が多くなるようであれば、その間は中止してください。この薬は、休薬しても急に病態が悪化する危険は少ないでしょう。(あせらないで下さい。)この薬のみの方は低血糖の危険は少ないと考えられます。


速効型インスリン分泌促進剤

スターシス錠
ファスティック錠
グルファスト錠
グルファストOD錠
シュアポスト錠

商品名:ファスティック,スターシス,グルファスト シュアポスト(ナテグリニド ミチグリニド)

これらの薬はSU剤に比べ早く効いて早く効果が消えます。しかし、やはり低血糖のリスクはあるので、食べた量に応じてその都度薬の量を加減してください。食事が半分なら薬は半分から1/3に、若干少なめに服用したほうが安全でしょう。この薬は、食事量が少ない場合は低血糖のリスクはあります。


DPP4阻害薬

スイニー錠
エクア錠
ジャヌビア錠
グラクティブ錠
ネシーナ錠
トラゼンタ錠
テネリア錠
オングリザ錠
ザファテック錠
マリゼブ錠

商品名:ジャヌビア グラクティブ エクア スイニー テネリア トラゼンタ オングリザ ネシーナ ザファテック マリゼブ

食事ができる状況ならば、いつも通りに服用して問題ありません。この薬は,休薬しても急に病態が悪化する危険は少ないでしょう。(あせらないで下さい。)この薬のみの方は低血糖の危険は少ないと考えられます。


αグルコシダーゼ阻害薬

グルコバイ錠
グルコバイOD錠
ベイスン錠
ベイスンOD錠
セイブル錠
セイブルOD錠

商品名:ベイスン,グルコバイ,セイブル(アカルボース、ジャミール、ベイスロース、ベグリラート、ベスタミオン、ベルデリール、ベロム、ベンジックス、ボグシール、ボグリダーゼ、ボグリボース)

この薬は、休薬しても急に病態が悪化する危険は少ないでしょう。(あせらないで下さい。)この薬のみの方は低血糖の危険は少ないと考えられます。


ビグアナイド剤

グリコラン錠
メトグルコ錠

商品名:メトグルコ グリコラン メデット メルビン(メトホルミン、ネルビス、メトリオンブホルミン)

この薬は、休薬しても急に病態が悪化する危険は少ないでしょう。(あせらないで下さい。)この薬のみの方は低血糖の危険は少ないと考えられます。


チアゾリジン誘導体

アクトス錠
アクトスOD錠

商品名:アクトス

この薬は、休薬しても急に病態が悪化する危険は少ないですが、まれに急激な悪化もあるので、食事が少しでもとれるようなら内服してください(あせらないで下さい。)この薬のみの方は低血糖の危険は少ないと考えられます。


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