痛風 その原因となる尿酸、プリン体について part1


掲載日2018-01-24

風が吹いても痛いといわれるので『痛風』と名前がつきました。国内の患者数は100万人を超え、予備軍は1000万人ともいわれています。 その原因は『尿酸』その尿酸の原因として『プリン体』が知られていますが、、

実は尿酸については、食べ物は尿酸を作り出す原因の2割しかありません。 残りの8割はプリン体摂取とは関係なく、新陳代謝で生成され、その後代謝され尿酸に作り変えられています。

ですので、たとえ、プリン体の入っているものをできるだけ気を付けたとしても、食べる量が多い人は、プリン体含有率が多いものを避けたとしても、尿酸は上昇することになります。

プリン体だけでなく、食事総量も考えましょう。プリン体を控えているからそれ以外のものは気にせず食べていますではダメなのです。やっぱり食べ過ぎはよくないわけです。

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そのため実は戦前までは、少ない病気でした。それは、カロリー摂取、食事総量が少なかったためです。 糖尿病も戦前は少ない病気でした。どちらも、現在の食生活やモータリゼーションによる運動不足が影響しているとも言えます。ですので糖尿病での食事の気を付け方とあまり変わらず、

糖尿病で気を付ける食事≒尿酸で気を付ける食事

なのです。

痛風患者の9割は男性、日本の成人男性の4~5人に1人は、いつ痛風発作が起きてもおかしくなく、特に検診などで 尿酸値が7.0㎎/dlを超える人は要注意、下の図のように痛風発作や尿路結石が起きやすくなります。

そもそも痛風とは? >>

ある日突然、足の親指の付け根(ほかの部位のこともあります)に激しい痛みに襲われます、しかしこの痛風発作は1週間~10日経つと治まります。 しかしそのまま放置していると、多くの場合で1年以内にまた同じ痛み、発作が起きます。『痛っ』

その原因は尿酸が体の中にたまり、それが結晶となって激しい関節で炎症を起こす病気です。腎臓機能を悪化することもあり、また最近では尿酸高値自体も腎機能悪化の原因だとわかってきました。

季節でいうと、いつなりやすいのでしょう?

痛風発作は 夏も多いが、秋から冬にかけても実は多いのです。

夏は、(とくに、7月頃から痛風の発作が増える)

原因は、暑さのために沢山汗をかくので、体内の水分が汗とともに失われてしまう、その分、尿の量が少なくなり、尿とともに出るはずの尿酸が体外に排出されにくくなってしまい、体の中に残ってしまうため
→血液中の尿酸の濃度が高くなる
→尿酸値が上昇、尿酸結晶が出来やすくなる
→痛風発作!!

秋は、

原因は、初秋の頃は夏場と変わらないくらい大量の汗をかきますから、尿酸値が高めの状態が続くこと そのため秋でも痛風の発作を起こしやすい状態は続きます。 更にプラスして秋は美味しい食べ物が沢山出回る時期でもあり(食欲の秋)それらの食べ物の中には、尿酸値の上昇を引き起こしやすい食べ物も増える、
→痛風発作!!

冬は、

原因は気温が低いため、尿酸が結晶を作りやすくなること、寒さによる血行不良が起こり易いこと。やはり食べ物、さらには運動不足になりがちなことも原因。特に年末年始の暴飲暴食には注意が必要です。

プリン体を取らなければ果たして尿酸は増えず痛風にならないのか? など食事について、さらに運動と痛風の関連はPART2にて説明します。

※季節写真を和菓子で表現したのはきれいであったのでそうしました。決して痛風、尿酸に和菓子が良いというわけではありません、あしからず。