掲載日: 2026-10-03

やさしくわかる甲状腺① 甲状腺ってどんな臓器?
「甲状腺という名前は聞いたことがあるけれど、どこにあるの?」そんな方も多いのではないでしょうか。甲状腺は、のどぼとけの少し下にある、蝶々のような形をした小さな臓器です。ここから「甲状腺ホルモン」が作られています。
甲状腺ホルモンは「体のエンジン」を調節します
甲状腺ホルモンには、体の代謝を調節する大切な役割があります。心臓、脳、筋肉、消化管など全身に作用するため、甲状腺ホルモンの量が多すぎても少なすぎても、さまざまな症状が現れます。

ホルモンが多すぎると
- 動悸
- 暑がり
- 汗が多い
- 手の震え
- 体重減少
反対に少なすぎると
- 疲れやすい
- 寒がり
- むくみ
- 便秘
- 体重増加
甲状腺の病気は大きく2種類
甲状腺の病気は、大きく分けると、①甲状腺ホルモンの量が異常になる病気 ②甲状腺にしこりができる病気 があります。代表的な病気として、バセドウ病、橋本病、甲状腺結節、甲状腺がんなどがあります。
甲状腺の働きは主にTSHやFT4などの血液検査で調べ、しこりや腫れについては超音波(エコー)検査で確認します。「最近どうも体調がおかしい」という症状から、甲状腺の病気が見つかることも珍しくありません。
こんなときはご相談ください
動悸、原因不明の体重変化、強い暑がり・寒がり、首の腫れなどが続く場合には、一度甲状腺を調べてみましょう。