GLP-1 Web Seminar登壇

　3月27日（木）に開催された「GLP-1 Web Seminar」にて、演者として登壇させていただきました。 今回の演題は『GLP-1受容体作動薬が糖尿病関連腎臓病治療に与える影響』というテーマで、糖尿病と腎疾患の双方に関わる臨床医として、非常に注目度の高い領域についてお話させていただきました。

　GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病の治療薬としてその血糖降下作用がよく知られていますが、近年では心血管イベントや腎機能低下を抑制する可能性が示され、単なる「血糖コントロール薬」の枠を超えた多面的な作用が注目されています。

　本講演では、GLP-1作動薬が糖尿病性腎症に及ぼす影響を中心に、最新の臨床試験（FLOW試験など）の結果や、それに基づくエビデンスの整理、さらには今後の治療戦略における位置づけについてもお話しさせていただきました。

　Microsoft Teamsを用いたオンライン配信形式でしたが、多くの医療関係者の皆様にご視聴いただき、質疑応答の時間には熱心なご質問やコメントもいただき、大変有意義な時間となりました。

　このような機会をいただきました関係者の皆様、ご参加くださった皆様に、心より御礼申し上げます。 今後も日々の臨床に活かせる情報を発信していけるよう努めてまいります。